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経験者採用試験 「SPI」に変更…県、今年度から

 県は、企業などでの勤務経験のある経験者採用試験で、今年度から教養試験を廃止し、民間企業の選考で広く利用される能力検査「SPI」に変更する。「売り手市場」で人材の獲得競争が激しくなる中、試験対策の負担を減らし、受験者増につなげる考えだ。

 経験者採用試験は行政職と総合土木職で行い、2019年度には行政職10人の募集に対し227人が受験したが、23年度は15人の募集に対し122人にとどまった。

 昨年度までは1次試験で教養試験を課していたが、広範囲の知識が問われ本格的な対策が必要で、社会人には学習時間の確保などが受験のハードルになると判断。特別な対策が不要なSPIに切り替えることにした。

 今年度は行政職20人程度、総合土木職若干名を採用予定。1984年4月2日~98年4月1日に生まれた人が対象で、申し込みは10月1~31日に受け付ける。1次試験は11月17日に滋賀、東京の両会場で行う。問い合わせは県人事委員会事務局(077・528・4454)。

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