
環境省は9日、新潟県佐渡島から飛来したとみられる国の特別天然記念物トキ1羽が300キロ以上離れた滋賀県高島市で確認されたと発表した。2008年の初放鳥以降、300キロ以上離れた場所で確認されるのは初めてという。
同省佐渡自然保護官事務所によると、今年6月18日に高島市の田んぼでトキが餌を採る姿を住民が見つけた。8月21~29日にも同市の田畑などで計4回確認され、いずれも同一の個体と考えられるという。
SNSなどで目撃情報が広がり、多くの人が観察や撮影に集まったため、トキは定着しなかったという。同事務所の北橋隆史・首席自然保護官は「居場所が特定されるような情報発信は控えてほしい。トキを見つけても近づかず、静かに見守ってほしい」と呼びかけている。
出典:読売新聞オンライン
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