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自転車レーン 安全確保

ビワイチルートの一部

高島・国道161号 車の交通量多く設置

 高島市の白鬚神社周辺の国道161号に、県内で初めて自転車専用通行帯(自転車レーン)が設置され、運用が始まった。琵琶湖を自転車で1周する「ビワイチ」のサイクリングルートの一部だが、車の交通量が多く、自転車の安全確保が課題とされていた。

 整備されたのは、高島市勝野から大津市北小松までの南向き約5キロ(レーン幅約1・5メートル)。これまでビワイチのルートとして青い実線が引かれていた路面に、新たに「自転車専用通行帯」を知らせる表示と標識が各6か所に設置された。

 自転車レーンは、車やバイクが走行すると道路交通法違反となる。

 レーン設置を受け、4月25日、設置区間を管内に持つ高島、大津北両署が白鬚神社で啓発活動を実施。署員が、自転車の利用者や参拝者らにチラシを配ってレーンの設置をPRした。

 サイクリングを楽しんでいた兵庫県宝塚市の会社員男性(51)は「車の幅寄せが怖いので、自転車レーンが増えるのはうれしい」と話していた。高島署の藤原健交通課長は「自転車レーンにはみ出さないように気をつけて車を運転してほしい」とドライバーに呼びかけている。

 県警交通規制課によると、ビワイチのルートにはほかにも同様に車の交通量が多い場所があるといい、担当者は「今後も県や国道事務所など関係機関と協議しながらビワイチのルート上での自転車レーンの整備を進めたい」としている。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 自転車レーン 安全確保

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