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茅の輪くぐり 息災祈る

近江八幡・沙沙貴神社

 今年に入って半年が過ぎ、1年の前半のけがれをはらう神事「
水無月みなづき夏越なごし

大祓おおはらえ
」が近江八幡市安土町常楽寺の
沙沙貴ささき
神社で行われ、参拝者約30人が境内に設けられた直径約2.5メートルの

の輪をくぐって無病息災を祈願した。

無病息災を願って茅の輪をくぐる参拝者たち(近江八幡市で)
無病息災を願って茅の輪をくぐる参拝者たち(近江八幡市で)

 茅の輪は氏子らが近くの西の湖で刈り取ったヨシやマコモを使って編み上げたもの。神事が行われた23日には、参拝者らがけがれを移すために紙でできた「
人形代ひとかたしろ
」に息を吹きかけ、無病息災を祈る和歌を唱えながら8の字を描くように輪をくぐった。

 佐々木姓の氏神として崇拝される同神社にはこの日、各地から集まった佐々木姓の人も参加。毎年訪れているという愛知県岡崎市の幼稚園長、佐々木公麿さん(71)は「心身が清められた。気持ちを新たに今年の後半を過ごすことができそうだ」と話した。

 茅の輪は30日まで自由にくぐることができる。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 茅の輪くぐり 息災祈る

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