知事選は18日、告示される。いずれも無所属で、現職で4選を目指す三日月大造氏(55)、新人で共産党県委員会副委員長の坪田五久男氏(67)(共産党推薦)、新人で元栗東市職員の大隅元侍氏(42)が立候補の準備を進めている。現職が検討する「新たな税」(交通税)への賛否や、3期12年の県政運営の評価が争点になるとみられる。
■■三日月氏
2月に4選出馬を表明した。地域医療の充実や交通を生かしたまちづくりを掲げ、公共交通を維持・充実する財源に「新たな税」を検討するとしている。
県議会の自民党、チームしが、公明党、さざなみ倶楽部の4会派が相乗りで支援するが、自民は交通税への考え方の違いから、前回より支援の度合いを弱めた。
選対幹部を務めるチームしが県議団の今江政彦代表は「4会派で選挙ができるのは今後の県政運営にもいい。勝利して三日月氏と県民の暮らしを支援する県政を実現する」と意気込む。
■■坪田氏
4月20日に立候補を表明。共産党県委員会や県労連などでつくる「明るい滋賀県政をつくる会」の支援を受けて、12年ぶりに知事選に挑む。
物価高対策や医療・福祉・介護の充実といった政策を伝える2種類のチラシを配り、浸透を図る。「県民の暮らしが大変な中、理解が得られない」として、交通税には反対の姿勢だ。
同会の瀧上正昭共同代表は「『今の県政を変えたい』という県民の声が聞こえてくる。税金の使い道が県民の暮らしに向く政策を、SNSなども活用しながら広げていきたい」と語る。
■■大隅氏
今月10日に記者会見して立候補を表明した。収入に占める税額が増えると経済が硬直化する、などとして、交通税反対を主張している。ほかに、知事の退職金削減、中小企業への支援、琵琶湖周辺のサイクリング「ビワイチ」のルートへの投資などを掲げている。
期間中はポスターを貼りながら県内を回って街頭演説を行うとしている。

