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日野菜で和菓子 食感シャキッ

 室町時代から日野町に伝わる伝統野菜を漬けた「日野菜漬」が入った和菓子「
菜想なおも
い」を同志社大の学生らが商品化、同町松尾の和菓子製造・販売「特産品館
伊勢藤いせとう
」が販売を始めた。1個270円(税込み)で、学生らは「日野菜の知名度アップと生産振興につなげたい」としている。(中村総一郎)

日野の特産品館 販売

日野菜で和菓子 食感シャキッ
日野菜漬が入った和菓子「菜想い」(日野町で)

 菜想いは、日野菜のPRキャラクター「あのなひのな」の顔を模したデザインで、日野菜漬の根と葉を刻み、白あんと混ぜ合わせた練り切り。シャキシャキとした歯ごたえに、独特の辛みや塩味と白あんの甘さが調和した味わいとなっている。

 日野菜は2022年に「近江日野産日野菜」として地域産品の名称を保護する国の「地理的表示(GI)」に登録されており、同町出身者を含む同志社大のゼミ仲間5人が和菓子と組み合わせるアイデアを提案。伊勢藤店主の竹内晴久さん(67)と一緒に試作を重ねた。

 大阪・関西万博で昨年10月に開催された「知財ビジネスアイデア学生コンテスト」(近畿経済産業局主催)に出品。和菓子と漬物を組み合わせた独創性、増加傾向にある和菓子の需要を見込んだ市場性などが評価され、地域ブランド部門で審査委員特別賞を受賞した。

 学生リーダーを務めた同志社大政策学部3年、阪田瑞希さん(20)は「日野菜漬独特の風味を白あんと組み合わせて食べやすく仕上げた。プロの力がなければ実現できなかった。日野菜を知ってもらうため、多くの人に届けたい」と話している。

 店頭販売のみで、電話で事前予約するのがおすすめ。問い合わせは伊勢藤(0748・52・5307)。

 

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 日野菜で和菓子 食感シャキッ