不正送金3.4億円被害
金融機関を装って企業に電話をかけ、偽サイトに誘導して口座の情報を盗む「ボイスフィッシング」による被害が県内で相次いでいる。滋賀銀行をかたる手口で25日午前に集中して県内の中小企業にかかってきたといい、県警では27日までに18社計約3億4000万円の被害を確認。同行は「自動音声や電話、メールなどで契約者情報やパスワードなどを聞くことは一切ない」としている。
県警サイバー犯罪対策課によると、少なくとも40社に同行を名乗る自動音声の電話があり、案内に従っていくと担当者をかたる男から「ログイン情報を更新しないと、ネットバンキングが使えなくなる」などと説明を受けた。「顧客情報の更新用リンクを送る」と言われて受信したメールから偽サイトに誘導され、法人口座にログインするためのパスワードなどを入力した18社が預貯金を不正に送金されていた。
同行には25日午前、ネットバンキングを利用する事業者から「電話に従ってメールアドレスなどを教えてしまった」といった問い合わせが多数寄せられた。同行は不正利用の恐れがあると判断し、25日午後から27日正午まで他行宛ての当日振り込みを停止する措置を取った。県警も「金融機関から電話がきても一度切り、再度かけ直して本物かどうか確認してほしい」と注意喚起している。
[紹介元] YOMIURI ONLINE 銀行装う電話 本物か確認を


