約1万発の花火が夏の夜空を彩る「びわ湖大花火大会」が8日夜、大津市の大津港周辺で行われ、実行委員会によると約34万人が湖国の夏の風物詩を楽しんだ=写真=。
今年のテーマは「いこうぜ♪滋賀・びわ湖~輝く湖上大花火~」。滋賀にちなんだ自然や食、歴史などを花火の鮮やかな色と響きわたる音で表現した。
有料の観覧エリアでは今年、大津市民限定の「地元優先席」を昨年の倍となる1000席用意。この日は開始前から激しい雨が降り、あいにくの天気の中での開催となったが、夫婦で浴衣を着て地元優先席で見ていた男性(31)は「雨は寒いけど、花火はきれい」と話していた。