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<ZOOM EXPO>湖国の魅力 世界に出航

滋賀県デイ

延暦寺「不滅の法灯」公開

華麗な歌声を披露したびわ湖ホール声楽アンサンブル(大阪市此花区で)=宇那木健一撮影
華麗な歌声を披露したびわ湖ホール声楽アンサンブル(大阪市此花区で)=宇那木健一撮影
特別展示された「不滅の法灯」(大阪市此花区で)=宇那木健一撮影
特別展示された「不滅の法灯」(大阪市此花区で)=宇那木健一撮影

 大阪・関西万博で「滋賀県デイ」を迎えた24日、EXPOホール「シャインハット」ではイベント「びわ湖サマークルーズ」が行われた。県民おなじみの学習船「うみのこ」で航海するイメージの構成で、彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」、びわ湖ホール声楽アンサンブル、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録された「
風流踊ふりゅうおどり
」など、滋賀のさまざまな魅力が披露された。

 午前と午後の2部構成で行われ、1部にはひこにゃんが登場し、世界遺産登録を目指す彦根城や近江牛などのグルメを紹介。万博の公式キャラクター「ミャクミャク」と子どもたちによる
銅鑼どら
の合図で出航する形で始まった。

 会場の背景には琵琶湖を連想させる鮮やかな青い
水面みなも
が映し出され、同アンサンブルのメンバーが「世界の国からこんにちは」「琵琶湖周航の歌」などを熱唱。子どもたちのマーチングバンドや太鼓の演奏、風流踊の一つで草津市下笠地域の「サンヤレ踊り」などのパフォーマンスとともに滋賀の自然や歴史、文化が伝えられた。

 また、比叡山延暦寺(大津市)で約1200年ともし続けられている「不滅の法灯」も約1時間の限定で公開された。兵庫県川西市の女性(33)は「常に火を絶やさないように努力されており心が洗われる。万博で多くの方々に見ていただけることは素晴らしいです」と話していた。

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