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<参院選 2025>7候補 支持固め奔走 初の日曜

 参院選は6日、公示後最初の日曜日を迎えた。滋賀選挙区(改選定数1)には過去最多の新人7人が立候補しており、各候補は商業施設や駅前などに繰り出したり、党幹部の応援も受けたりしながら、有権者に政策をアピールした。

 共産党の佐藤耕平氏(43)は大津市南部を中心に選挙カーで回った。「暮らし対策に一番効果的」と消費税減税を掲げ、「大企業の内部留保で中小企業に賃上げ支援ができる」として、最低賃金(時給)の1500円への引き上げも訴えた。

 参政党の中田あい氏(46)は、草津市のスーパー前などで政策をアピール。取材に「演説を聴く人が増え、党への注目を感じる。経済が元気だった頃の日本に戻し、子育て世代の支援や食を守ることを重点的に訴える」と語った。

 自民党の宮本和宏氏(53)は夕方、JR大津京駅前で、湖西線の利便性確保などを主張。また、岸田文雄前首相が応援に駆けつけ、「市長として磨いた行動力、決断力などすばらしい資質を持っている」と後押しした。

 国民民主党の堀江明氏(38)は午前、JR草津駅前で「どんな状況でもチャレンジできる社会を実現する」と声を上げた。党の榛葉賀津也幹事長も訪れ、「皆さんが本気になれば勝てる。滋賀から日本を変えよう」と呼びかけた。

 日本維新の会の岡屋京佑氏(32)は夕方、JR近江八幡駅前で党の前原誠司共同代表、比例選候補の嘉田由紀子氏ととも街頭演説。「給料が上がらず負担が増える状況では将来を描けない。流れを変えるには維新の改革しかない」と訴えた。

 諸派の菅原良雄氏(47)は、期日前投票を済ませたことなどをSNSで発信した。諸派の藤井隆一氏(60)は、元の勤務先がある栗東市などでポスター貼りを行った。

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