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道路陥没 19~23年度12件

県 下水管老朽化など原因

 県は、2019~23年度の5年間に老朽化した下水管の破損などによる道路の陥没が、県内で計12件あったと明らかにした。負傷者や車の転落などはなかったが、埼玉県八潮市の道路陥没と同じような崩れ方で約70センチの穴があいた事案もあったという。

 19日の県議会定例会で、田中松太郎議員(チームしが)の代表質問に答えた。

 県によると、22年度は3件あり、湖南市では車道が約70センチ陥没した。マンホールと下水管の接合部がずれ、砂が管内に流れ込んで空洞ができた。

 19年度は2件で、大津市で起きた事案では車道の地下約2・9メートルの下水管から地上に水が噴き出し、アスファルトが30センチほどたわんだ。管の老朽化が原因とみられる。

 県下水道課によると、県と市町の下水管は総延長で8407キロ。うち154キロは耐用年数とされる50年を超えているという。

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