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福豆落とし願い事 甲賀・田村神社

福豆を橋の上から落とし、願い事をする参拝者ら(甲賀市で)
福豆を橋の上から落とし、願い事をする参拝者ら(甲賀市で)

あすまで厄除大祭

 甲賀市土山町の田村神社で17日、恒例の「
厄除やくよけ
大祭」が始まり、多くの参拝者が1年の健康や安全を願った。

 同神社の祭神は平安時代の征夷大将軍・坂上田村麻呂で、現在の滋賀と三重県境の鈴鹿峠で旅人らを苦しめた鬼神を退治したとされる。大祭はこの伝説にちなんで「田村まつり」とも呼ばれており、本殿近くを流れる御手洗川にかかる橋から福豆を年の数だけ投げることで厄を落とす「福豆落とし」では、本殿に向かう参拝者が欄干から無病息災などを願って投げ入れ、手を合わせていた。

 大祭は19日まで営まれ、同神社は3日間で12万~14万人の参拝を見込んでいる。
禰宜ねぎ
の田村和仁さん(38)は「自身や家族の厄を落とし、すがすがしい気持ちになっていただきたい」と話している。

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