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コラボ純米酒 味わい深く

31蔵ブレンド 20日から販売

酒蔵コラボ純米酒を手にする県酒造組合のメンバー(大津市で)
酒蔵コラボ純米酒を手にする県酒造組合のメンバー(大津市で)

 県酒造組合に加盟する全31蔵の地酒をブレンドした「酒蔵コラボ純米酒」が、20日から県内の加盟店や平和堂などで販売される。今年で10年目となる取り組みで、関係者は「今年は残暑に楽しめるさわやかで、滋賀酒の味わい深さが感じられるお酒に仕上がった」と話している。

 コラボ純米酒は、滋賀の地酒を広く楽しんでもらおうと、2015年にスタート。同組合は、県の「近江の地酒でもてなし、その普及を促進する条例」が16年に施行されたのを受けて、1万人乾杯プロジェクトを企画するなど、様々な試みを続けている。

 今年は、家庭でもたくさん飲んでもらおうと、従来の小瓶(300ミリ・リットル)から、一般的な4合瓶(720ミリ・リットル、税別1600円)にサイズを変更。各蔵の一押しの酒をブレンドして、滋賀酒の
濃醇のうじゅん
な特徴を残しつつ、清涼感を楽しめるようにした。

 同組合では、10月1日の「日本酒の日」にちなんで、同月を「滋賀酒推進月間」としており、コラボ純米酒を県内外の飲食店約180か所でも楽しめるようにする。参加店の一覧は滋賀酒乾杯プロジェクトのサイトに掲載している。

 喜多良道会長は「猛暑のため酒米の収穫量は減っているが、滋賀酒に思いをはせてほしい」と話している。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE コラボ純米酒 味わい深く

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