現場の状況 24時間確認
米原市の伊吹地区で1日に発生した土砂崩れを受け、同市は10日夜、土石流警報装置を同地区に設置した。
土砂が流出した砂防ダムより約75メートル下流に張った約4メートルのワイヤセンサーが土石流で切断されると、無線信号を受信した麓の集落付近の警報装置のサイレンが鳴り、回転灯が光って住民に知らせる仕組み。現場の状況を24時間確認できるよう、近くには国土交通省近畿地方整備局が監視カメラを取り付け、市も12日に砂防ダム付近に監視カメラを設置した。
市によると、12日正午現在、避難者はいないが、同地区の26世帯66人を対象とする「高齢者等避難」(警戒レベル3)の発令は続いている。
[紹介元] YOMIURI ONLINE 伊吹に土石流警報装置…米原