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炎に護摩木 復興・平和祈り

願いが記された護摩木が、立ち上る炎に向け次々に投じられた(大津市で)
願いが記された護摩木が、立ち上る炎に向け次々に投じられた(大津市で)

延暦寺 19日も法要

 天台宗総本山・比叡山延暦寺(大津市)で18日、世界平和や無病息災などを祈願する「比叡の大護摩」が営まれ、多くの参拝者が訪れた。19日も営まれる。

 宗祖の伝教大師・最澄の像の前に護摩壇が設けられ、初回の法要では、2003年に比叡山の修行「千日回峰行」を達成した藤波源信大
阿闍梨あじゃり
(65)が根本中堂にともる「不滅の法灯」から点火。他の行者らが真言を唱えながら、勢いよく立ち上る炎に向け、願いを記した護摩木を次々に投じていた。

 大津市内から訪れた40歳代の女性は「能登半島地震の被災地の皆さんに、一日も早く日常生活や笑顔が戻りますようにと祈りました」と話した。

 比叡の大護摩は1987年に世界の宗教者が平和を祈った「比叡山宗教サミット」の精神を受け継ぐため、90年から始まった。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 炎に護摩木 復興・平和祈り

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