東近江・箕作小 保護者と教職員 修繕
交通安全の啓発看板「飛び出し坊や」発祥の地として知られる東近江市で15日、市立箕作小の保護者と教職員約20人が風雨にさらされて傷んだ飛び出し坊やの壊れたパーツを取り換えたり、色を塗り直したりして修繕した。
飛び出し坊やは、交通事故が多発していた1973年、旧八日市市(現東近江市)の社会福祉協議会の要請で、地元の看板製作会社が作ったのが始まりとされる。市教育委員会によると、箕作小を含む市内8小学校が定期的に修繕しているという。
箕作小では2010年の開校以来、PTA活動の一環として実施。この日までに、PTAが校区内に設置した約140体のうち、頭の一部が欠けたり、手足が折れたりした、傷みの激しい35体を回収して直した。
同小PTAの町元彩子さん(44)は「子どもたちの安全になくてはならない存在。修理で元気になった飛び出し坊やに子どもたちを見守ってもらいたい」と話した。
[紹介元] YOMIURI ONLINE 飛び出し坊や 元気復活