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滋賀・東近江市長選、現職・小椋氏が4選

東近江市長選(選管確定)

  • 氏名、
  • 党派
    • 小椋 正清

    • 無所属
    18,033票
    • 桜 直美

    • 無所属
    15,613票
    • 今井 幸雄

    • 無所属
    2,177票

 

 東近江市長選は2日、投開票され、無所属で現職の小椋正清氏(73)(自民推薦)が、前市議の桜直美氏(54)、飲食店経営の今井幸雄氏(55)の無所属新人2人を破り、4選を果たした。選挙戦は12年ぶりで、子育てや教育支援、「森の文化博物館(仮称)」計画、物価高対策などを巡って論戦が繰り広げられた。投票率は40・72%(前回2013年は44・68%)で、当日有権者数は8万9142人だった。

4選を確実にし、万歳をする小椋氏(2日午後10時44分、東近江市で)
4選を確実にし、万歳をする小椋氏(2日午後10時44分、東近江市で)

 小椋氏は公明党東近江支部も推薦。上下分離方式による近江鉄道の存続に尽力したほか、市立病院の再建など3期12年の実績を強調し、「合併して市制20周年。さらに飛躍させる」と市政の継続を呼びかけ、支持を固めた。争点となった博物館計画は「山そのものが『博物館』というフィールドミュージアム。子どもが遊び、清流を取り戻す環境、防災、福祉、農林水産業に貢献する総合政策だ」と理解を求めた。

 小椋氏は市出身で同志社大卒。県警刑事部参事官、県防災危機管理監などを経て、2013年の市長選で初当選。17年、21年は無投票での当選だった。

 桜氏は、子どもの居場所の確保や保護者の仕事復帰を促進すると主張。博物館計画は建設費・維持費が高額になるとして「ハコモノ新築は一時凍結。市民に判断を仰ぎたい」と訴えた。今井氏は、図書館や公民館を夜間も開放し、託児施設も開設して、いずれでも食事を提供することで、家庭の光熱費や食事代を月数万円浮かせる「節約政策」を掲げたが、及ばなかった。

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