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新種スナヤツメ 現る!

展示されているミナミスナヤツメの成体(草津市で)
展示されているミナミスナヤツメの成体(草津市で)

琵琶湖博物館で展示

 草津市の県立琵琶湖博物館で、普段は見ることができない新種のスナヤツメの仲間を展示している。4月27日まで。

 同館水族展示室で、県内に生息する「キタスナヤツメ」と「ミナミスナヤツメ」の2種類を展示。いずれも環境省レッドリストの絶滅危惧2類に属し、ミナミスナヤツメは昨年12月、研究グループが発表した論文で新種として記載された。

 同館によると、スナヤツメは全長10センチ程度。河川の上流域やわき水のある水路に生息し、「ヤツメウナギ」として知られている。

 展示室では、スナヤツメは口が吸盤になっていることや、幼生時は川底の砂や泥の中に生息し、成体になると一切餌を食べないことなど、不思議な生態を紹介。担当者は「スナヤツメは常設展示していない魚で貴重な機会。身近な生き物でも新種が明らかになるという面白さを知ってもらいたい」としている。

 入館料が必要。問い合わせは同館(077・568・4811)。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 新種スナヤツメ 現る!

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