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戸津説法師に東伏見門主

延暦寺 「法華経の教え 伝える」

最澄の御廟に一礼し、法要に臨む高僧ら(大津市で)
最澄の御廟に一礼し、法要に臨む高僧ら(大津市で)

 大津市の天台宗総本山・比叡山延暦寺は4日、天台座主への登竜門とされる「
戸津とづ
説法」の説法師に青蓮院門跡(京都市東山区)の東伏見
慈晃じこう
門主(81)=写真=が指名されたと発表した。

 戸津説法は宗祖・最澄が琵琶湖岸で民衆に法華経を易しく説いた故事にちなむ行事。毎年8月21~25日に同市下阪本の東南寺で営まれ、例年、最澄の命日(6月4日)に最澄の
御廟ごびょう
のある浄土院で遺徳をたたえる法要「
長講会ぢょうごうえ
」を営んだ後、その年の説法師が指名される。

 大樹孝啓座主(99)ら高僧約20人による法要後、説法師に指名された東伏見門主は「法華経の教えをわかりやすく伝えられるよう精いっぱい務めたい」と述べた。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 戸津説法師に東伏見門主

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