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坂口さんに県民栄誉賞 

知事が方針 ノーベル賞受け

 長浜市出身で、大阪大特任教授の坂口志文さん(74)がノーベル生理学・医学賞に選ばれたのを受け、三日月知事は14日の定例記者会見で坂口さんに県民栄誉賞を贈る方針を明らかにした。

 栄誉賞は、2021年東京五輪の競泳女子個人メドレー200メートルと400メートルで大橋悠依さん(彦根市出身)が金メダルを獲得したのを機に創設。これまでに大橋さんをはじめ、東京パラリンピック競泳男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)で金メダルに輝いた木村敬一さん(栗東市出身)と、世界水泳選手権アーティスティックスイミング(AS)で2大会連続の2冠を達成した乾友紀子さん(近江八幡市出身)が受賞している。

 坂口さんについては「学術研究で世界的な評価を得た」として授与を決定。スポーツ分野以外での受賞は初めてで、授与の日程は未定という。

 三日月知事は「粘り強く信念を貫いて研究を積み重ねてこられた。県民として、知事として大変な喜び」と話した。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 坂口さんに県民栄誉賞