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国民の安穏 願う秘法

延暦寺 御修法大法

勅使とともに根本中堂に向かう一行(大津市で)
勅使とともに根本中堂に向かう一行(大津市で)

 大津市の天台宗総本山・比叡山延暦寺で営まれる年中行事の中で最も重要な法要で、天台密教の最高の秘法「
御修法大法みしほたいほう
」が7日、中日を迎えた。招待客や高僧らが根本中堂で国民の安穏などを願った。

 御修法は毎年4月4日に天皇陛下の使者「
勅使ちょくし
」からもたらされ、国家国民の象徴である
御衣ぎょえ
を堂内に納め、11日まで4種の天台密教の秘法のうち1種類を年ごとに順番に実施する。

 この日の法要では寿命長久や悪魔退散などを願う「普賢延命大法」が営まれ、最終日まで1日3回、藤光賢座主(93)らが国家の安泰や国民の安穏を祈り続ける。勅使も参列し、招待客や高僧17人が厳粛な雰囲気に包まれた堂内で祈りをささげた。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 国民の安穏 願う秘法

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