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包丁さばき 厳かに 

日吉大社で神事

 料理人たちが長く使った包丁を供養し、調理の上達を願う「
庖丁ほうちょう
まつり」が5日、大津市坂本の日吉大社で行われ、県内外の飲食店、ホテルの関係者ら約100人が参加した。

包丁と箸だけで、コイをさばく小川さん(大津市で)
包丁と箸だけで、コイをさばく小川さん(大津市で)

 まつりのメインは、神前で手を使わず、包丁と箸だけでコイをさばく儀式「式庖丁」。庖丁人を日本庖丁道「清和四條流」高弟師範で、同市内で日本料理店を経営する小川勝義さん(55)が務め、
烏帽子えぼし

狩衣かりぎぬ
姿で拝殿に上がり、古式にのっとり厳かにコイを切り分けていった。

 この後、参列者は境内の庖丁塚に移動。使われなくなった古い包丁を供養する「庖丁納め式」を行った。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 包丁さばき 厳かに 

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