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レイクス B1返り咲き

PO準決勝2連勝 昇格条件満たす

B1昇格を決めて喜ぶレイクスの選手たち(大津市で)
B1昇格を決めて喜ぶレイクスの選手たち(大津市で)
ゴール前で激しく競り合うレイクスの選手たち(大津市で)
ゴール前で激しく競り合うレイクスの選手たち(大津市で)

 プロバスケットボール・Bリーグ2部(B2)の滋賀レイクスは12日、滋賀ダイハツアリーナ(大津市)で、B1昇格をかけたプレーオフ(PO)の準決勝第2戦に臨み、山形ワイヴァンズ(山形)を97―74で破った。前日の第1戦から2連勝で、PO2位以内の昇格条件を満たし、念願のB1昇格を決めた。(西村歩)

 POは2戦先勝方式で行われ、11日の第1戦は91―86でレイクスが接戦を制した。12日はチーム史上最多の来場者となる約4700人の観客が見守る中、序盤からレイクスのライアン・クリーナー選手がダンクシュートを決めるなど主導権を握り、後半も流れを渡さず、ワイヴァンズを寄せ付けなかった。

 昨シーズンのレイクスはB1で14勝46敗に終わり、チーム結成後、初めてB2に降格。今シーズンは「最短でのB1復帰」を目標に、外国人選手を中心にゴール下で得点を重ねる攻撃で、44勝16敗で西地区を制した。3~5日に同アリーナで行われたPO準々決勝では、青森ワッツ(青森)と第3戦までもつれる激戦を勝ち抜いた。

 レイクスのダビー・ゴメスヘッドコーチは試合後の記者会見で、「(選手たちは)『毎日よりよくなろう』という情熱や競争心、助け合いの気持ちを持って戦ってくれた」とたたえた。柏倉哲平主将は「チームメートやスタッフとともに我慢強く戦えた。何よりブースター(ファン)がいつも会場を満員にして後押ししてくれたことが力になった」と喜んだ。

 B1昇格を受け、三日月知事は12日、「クラブとブースターが一丸となって取り組んできたことが結実し、本当にうれしく、誇らしく思います」などとコメントを出した。

 プレーオフ決勝戦は、18日から滋賀ダイハツアリーナで、越谷アルファーズ(埼玉)と対戦する。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE レイクス B1返り咲き

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