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ホタル学ぶ場 新築へ調査

開館35年 守山の資料館

市、28年度目標に

木立の中にある「ほたるの森資料館」。近くの「ほたる河川」(手前)では幼虫が育ち、初夏には光の舞も見られる(守山市で)
木立の中にある「ほたるの森資料館」。近くの「ほたる河川」(手前)では幼虫が育ち、初夏には光の舞も見られる(守山市で)

 守山市は4月で開館35年となる「ほたるの森資料館」の建て替えに向け、2025年度から事前調査を始める。市街地でホタルが飛び交う生息環境の保護活動や人工飼育を続け、学習施設として活用してきたが、老朽化が進んでおり、28年度を目標に新築して「ホタルのすむ街」の新たなシンボルにしたい考え。

 市環境政策課によると、同館は1990年4月、ふるさと創生事業の一環で、ホタルをテーマとする拠点施設として市民運動公園内にオープンした。ホタルの幼虫をイメージした外観の木造平屋建て(92平方メートル)で、周囲には1万5000平方メートルの「ほたるの森」が広がり、長さ625メートルの「ほたる河川」では幼虫の放流を行っている。

 同館は、水環境の保全活動などに取り組む認定NPO法人「びわこ
豊穣ほうじょう

さと
」(守山市)が管理運営。館内では、主にゲンジボタルの人工飼育、生態に関する資料展示のほか、市出身でホタル研究家の南喜市郎氏(1896~1971年)の業績を写真と資料で紹介している。

 昨夏からは、ゲンジボタルが成虫だけでなく、卵、幼虫、サナギの段階でも光を発する様子を職員が撮影した画像も新たに公開。館外でのホタルの幼虫上陸の観察会、初夏の光の舞の観賞、施設見学などで年間2万人前後が訪れている。

 市は25年度当初予算に事前調査費約250万円を計上。新資料館の基本理念や展示内容などを検討し、建て替えに必要な面積などを調査することにしている。同課は「老朽化だけでなく、来館する子どもたちの学習の場として手狭だった。新しい資料館では十分なスペースを確保し、ホタルにより親しみ、学べる場にもできたら」としている。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE ホタル学ぶ場 新築へ調査

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