マーケット開催へCF
近江八幡市の若手経営者でつくる「はちまん青年経営者会」は、22、23日にJR近江八幡駅南口の広場で「クリスマスマーケット」を開くため、クラウドファンディング(CF)で資金を募っている。「地域の未来に
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そう!」がテーマで、支援が集まれば集まるほど、会場に「灯り」が増える取り組み。すでに最初に設定した目標額はクリアするなど注目を集めている。(中村総一郎)
近江八幡 若手経営者ら 会場ランタン 寄付ごとに
駅南口22、23日
両日午後4時~8時半で、仕事や学校帰りに立ち寄ることができるように駅周辺を会場に選んだ。市民らにもイベントをつくる立場になることでまちづくりに関わってもらおうと、CFを活用することにした。
会場には、ホットワインなどの温かい飲み物や菓子といったクリスマスの雰囲気を盛り上げる飲食や雑貨などを扱う約20店が出店する。また、「社会参加のきっかけになれば」と地元の中学校に打診したところ、生徒有志が協力して店を出すことが決まった。同経営者会の助言を受けながら、生徒たちで出店内容を決めるという。
CFでは、会場に飾る小型ランタンを1000円で購入できるほか、大切な人へ贈るメッセージの投影といった「灯り」にちなんだ返礼品を用意。投影は希望するメッセージのほか、企業名・商品名などの文字を会場のスクリーンにプロジェクターで映し出すもので、特大(投影サイズ縦5メートル、横13メートル)は寄付額20万円、大(縦1・25メートル、横3・25メートル)8万円など。両日の午後5時から同8時半までの間、各サイズの画像を繰り返し投影する。小型ランタンは、当日に会場で買うこともできる。
CFは11月15日から専用サイト「キャンプファイヤー」で、250万円を目標にスタート。1口1000円から受け付けており、同22日には突破。新たに350万円に引き上げたところ、1週間後の同29日に達するなど好調を維持しており、新たな目標額を当初の2倍となる500万円に設定した。
同経営者会代表世話人の森嶋正幸さん(45)は「市民も一緒に盛り上げてもらう参加型のクリスマスマーケット。CFへの共感と参加で、小さな灯りが少しずつ増えていきます」と話している。問い合わせは、同経営者会事務局の近江八幡商工会議所(0748・33・4141)。