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ちょうちん復活 駅前彩る

JR大津駅前に設置されたちょうちん(大津市で)
JR大津駅前に設置されたちょうちん(大津市で)

大津祭 来月12、13日

 大津祭
曳山ひきやま
連盟(大津市)は5日、湖国三大祭の一つ「大津祭」の開催概要を発表した。今年は宵宮が10月12日、本祭が13日で、全13基の曳山が街を巡る。

 同祭は約400年の歴史があり、2016年に国重要無形民俗文化財に指定された。本祭には例年、約13万人の見物客が集まる。20年と21年はコロナ禍で中止となり、22年は観覧席が縮小されるなどしたが、昨年から通常開催に戻っている。

 今年は、JR大津駅前でのちょうちんの飾り付けを2年ぶりに再開。昨年は資金不足などで設置できなかったが、今年は企業の協賛金などで賄えたといい、同連盟の山口啓治事務局長は「大津祭の伝統を引き継いでいくためにも、ありがたい。多くの人に楽しんでもらえるよう、本祭に向けて盛り上げていきたい」と話している。

 有料観覧席は1席4500円(公式パンフレット、ちまき付き)で、315席を用意。今月6日から、びわ湖大津観光協会によるインターネット販売(https://otsu.or.jp/event/otsumatsuri_festival)のほか、JR大津、石山、堅田各駅の観光案内所で販売する。

 問い合わせは同連盟(077・525・0505)。

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