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おひなさま 時代映す

大津 江戸期から現代まで600体

様々な時代のひな人形が並ぶ会場(大津市で)
様々な時代のひな人形が並ぶ会場(大津市で)

 大津市坂本の西教寺で8日、供養のために寄せられたひな人形を一堂に集めた「ひな人形展」が始まった。会場の表書院には江戸時代から現代までの人形約600体が並び、参拝客らを楽しませている。3月9日まで。

 阪神大震災の被災者から「飾れなくなった人形があり、捨てられない」との相談を受け、1999年にひな人形供養を始めたのがきっかけ。人形に感謝をささげ、珍しいものや文化財的価値の高いものなどを中心に多くの人に見てもらおうと、2000年から公開している。

 会場をびっしり埋めたひな人形は、時代によって顔などの特徴が違い、寺の担当者は「様々な思い入れのある人形たちなので、役目を終えた後もいろんな人に見てもらいたい」と話している。

 午前9時~午後5時(拝観受け付けは午後4時半まで)。拝観料は大人500円、中学生300円、小学生200円。3月3日には人形の供養法要が行われ、供養する人形を2月末まで受け付けている。問い合わせは同寺(077・578・0013)。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE おひなさま 時代映す

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